京急沿線の住んでみたいエリア、MACHIカタログ

京急沿線エリアレポート11回:新杉田

横浜ベイエリアの魅力と交通アクセスに恵まれた活気ある街。

新杉田は、横浜市磯子区に属し、JR京浜東北線・根岸線とモノレールの横浜シーサイドラインが利用可能です。横浜や東京都心までのアクセスは、関内・桜木町まで約15分、横浜駅まで約18分、品川まで約40分、東京駅までは約50分でアクセスできるため、通勤に適したベッドタウンとして人気が高まっています。1日の平均乗降人数はJR線・横浜シーサイドラインの両駅とも、毎年増加しており、特に横浜新都市交通の駅の中でNo.1の1日平均乗降人数となっています。

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 新杉田エリアは、昭和30年代に根岸湾を埋め立てて作られました。1964年3月に新杉田町と新中原町ができ、1967年までに埋め立て部分が編入されました。埋め立て前は海水浴場があり、海苔の養殖が行われていました。
 JR線の新杉田駅は、1970年(昭和45年)3月、国鉄根岸線・磯子駅〜洋光台駅間の開通と同時に開業し、シーサイドラインの新杉田駅は1989年7月に開業しています。根岸線の東側(海側)は埋め立てによって生まれた工業地帯となっていて、東芝横浜事業所など大手企業の工場や本社があります。駅の南西側は、京急本線杉田駅へと続き、商店街や住宅街が広がっています。2004年9月に住居併設施設の「らびすた新杉田」がオープンし、再開発が進んだこともあって、今ではファミリー層をはじめ、若い世代の人も多く見られます。「ビーンズ新杉田」などの新しい商業施設も続々とオープンしていることから、街全体に活気が感じられます。また、京急本線杉田駅直結の「プララ杉田」などのスーパーや、60年以上の歴史ある「ぷらむろーど杉田商店街」も利用できるので、ショッピングや食事など快適に楽しめます。
 また、磯子中央病院をはじめ各種医療施設が豊富な上に、保育園などの教育施設、磯子スポーツセンターや磯子図書館といった公共施設も駅周辺で利用できるので、小さなお子様のいるご家族も安心して楽しく暮らしていける環境が整っていると言えます。

  • JR線新杉田駅直結。30以上の専門店やショップを擁すショッピングモール らびすた新杉田JR線新杉田駅直結。30以上の専門店やショップを擁すショッピングモール らびすた新杉田
  • 同じく駅直結の買い物・スーパー ビーンズ同じく駅直結の買い物・スーパー ビーンズ
  • 旧日本軍の横浜海軍航空隊の基地として開設され木立の中の散策や野鳥観察を楽しむことができる富岡総合公園旧日本軍の横浜海軍航空隊の基地として開設され木立の中の散策や野鳥観察を楽しむことができる富岡総合公園
  • 野球場、テニスコート、ドッグラン、芝生広場などが整備された新杉田公園野球場、テニスコート、ドッグラン、芝生広場などが整備された新杉田公園

歴史と景勝・自然を満喫できる杉田・新杉田エリア。

新杉田・杉田エリアは歴史ある地で、横浜発祥の梅「杉田梅」が有名です。江戸時代には「杉田梅林」として、3万6000本もの梅の木が村里を満たしていたといいます。現在では妙法寺にその面影が残り、杉田梅林ふれあい公園では、梅の花の開花時期には梅の香とともに美しい梅林を楽しむことができます。また妙法寺の隣にある杉田八幡宮は、鎮守府将軍も務め前九年後三年の役で活躍した源八幡太郎義家公が開いたと伝えられる神社であり、千年の歴史を有していると言われています。

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 さらに京急本線杉田駅の西側にある熊野神社は、源頼朝公が崇敬した泉蔵院という修験道の大道場の跡として知られています。源頼朝公が平家を倒して征夷大将軍に就任した際に、国と民百姓の安泰を祈願する為に、熊野三所権現から御神霊を勧進させて山崎泉蔵院の熊野権現を祀った道場を、この熊野神社の境内に開きました。このような名勝と織りなすように松ノ内公園や坪呑公園といった由緒ある公園があり、臨海の地には新杉田公園、杉田臨海緑地が配置され、豊かな自然を満喫できます。遠景に富士山や海を望める高台も数多く存在し、風光明媚な地でもあります。
 その変化に富んだ丘陵地に分譲地が広がっていて、駅から少し離れると、杉田7丁目分譲地や杉田台分譲地などの区画整理された美しい街並が続く一戸建てを中心とした住宅地となります。JR線新杉田駅周辺はマンション中心のエリアで、金沢区富岡方面へと続く地域は駅からのアプローチがフラットでアクセスが良いことから、人気の高いマンションが点在しています。青砥坂に向かう閑静な一角には、京急不動産分譲のプライム新杉田が販売され、好評を博しています。JR線新杉田駅から徒歩10分という快適なアクセスと、磯子スポーツセンターや新杉田公園が至近で、背後に広大な自然と親しめる富岡総合公園を有する先進の設備仕様の分譲マンションです。車で10分前後のエリアに磯子カンツリークラブや鎌倉カントリークラブなどの名門ゴルフコースがあり、ゴルフ好きの人にはたまらない立地環境でもあります。

  • 磯子区杉田五丁目と金沢区昭和町の境を流れる杉田川沿の親水施設杉田川ふれあい散歩道磯子区杉田五丁目と金沢区昭和町の境を流れる杉田川沿の親水施設杉田川ふれあい散歩道
  • 専門性の高い一般診療のほかに、2次救急病院として様々な疾患に対応している磯子中央病院専門性の高い一般診療のほかに、2次救急病院として様々な疾患に対応している磯子中央病院
  • JR線新杉田駅より徒歩4分の磯子スポーツセンターJR線新杉田駅より徒歩4分の磯子スポーツセンター
  • 磯子区総合庁舎の地下1階にある磯子図書館磯子区総合庁舎の地下1階にある磯子図書館

「健康」「防災」「区民サービス」を重点分野として捉え、魅力ある街づくりを推進する磯子区。

新杉田・杉田エリアの大部分が属する磯子区では、地域の将来像を実現するために基本となる5つのぶんや(水と緑と歴史、住宅地づくり、拠点づくり、交通環境作り、安全、快適な暮らし)ごとにまちづくりをの方針を策定し、着実に取り組んでいます。臨海部に位置するエリアを広く有していることもあり、恵まれた水と緑の資源を生かし、世代を問わず快適に暮らせるよう「水と緑の拠点・軸」を形成することに力を入れています。  その一方で、昭和30年代から住宅地開発が始まっていることもあり、急速に進みつつある高齢化や住宅の老朽化などの課題に対応する施策にも積極的です。「山すそのまち」「丘のまち」「円海山周辺」「臨海部」とエリアの特性に合わせたきめ細かい整備方針を策定し、対策しています。地域ごとに防災方針や区民の健康に配慮したきめ細かい行政が評価され、近年住宅地としての人気が高まっているとも考えられます。

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 また磯子区では、幅広い世代に対応できるように健康と医療、福祉の分野でのサービスについて様々な助成・サポートを行っています。定期検診と合わせて、食生活健康相談や感染症対策について案内するとともに、ヘルパーステーション磯子やケアマネステーション磯子などと連携し、来るべき高齢化社会への対応も進めています。  さらに、横浜や都心部への快適なアクセスから、若い世代の流入が増加傾向にあるため、小さなお子様を持つ家庭の子育て支援に特に力を入れています。妊産婦への健康相談だけでなく、新米パパの育児教育やママ会などの交流の場を提供・支援し、磯子区地域子育て支援拠点「いそピヨ」や磯子区内の地域ケアプラザ・地域包括支援センター等と連携し、若い働く世代の負担を軽減できるように取り組んでいます。助成金については、小学生対象に通院助成で自己負担500円(1回につき)、中学生まで入院医療負担ゼロ(所得制限あり)とし、さらに認可外保育施設で横浜市の基準を満たしている施設に入所している児童には、月額1〜5万円の助成を行っています(詳細要確認)。住宅関連の分野では横浜市ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)普及促進補助として、補助要件を満たす新築戸建てについて、設備機器導入費の1/2、上限50万円を補助。
 木造住宅耐震改修促進の助成などエコリノベーションの補助も行っています。
 恵まれた立地環境と積極的な地域支援行政により、益々住み易い街として発展していることが、新杉田・杉田エリアの人気が高い要因だと思われます。

主な助成制度(平成30年度12月時点。変更となる場合があります。)

横浜市磯子区内在住の妊婦さん

妊娠した方へ:母子健康手帳や両親教室、妊産婦の健康相談

横浜市磯子区内在住の子育て支援制度

乳幼児の健康:乳幼児健康診査、乳幼児歯科相談

予防接種:子どもの予防接種

出産育児一時金

地域での子育て支援(就学援助):子育て中の方に対する様々な支援

保育所・保育施設:横浜市磯子区内の保育施設のご紹介や申し込み方法

児童館・学童保育:ファミリールームの提供

児童手当:児童を養育する家庭に対する経済的な援助について

地域子育て支援拠点:育児の支援・交流(子ども家庭支援センター)

ひとり親家庭への支援

医療給付制度:ひとり親家庭等に対する医療費助成

その他 子育てに関する関連リンク

病院・診療所一覧

横浜市磯子区内幼稚園一覧

横浜市磯子区内小学校一覧

横浜市磯子区内中学校一覧

いそピヨ (横浜市磯子区地域子育て支援拠点「いそピヨ」)

災害時要援護者名簿のご案内(作成の手引き)


※ 補助金額は条件等により異なります。

横浜市磯子区エリアの主要データ

交通アクセス 京急本線 杉田駅、JR京浜東北線 新杉田駅
所在地 神奈川県横浜市磯子区
区の総面積 横浜市磯子区:19.02km2
人口(平成29年4月1日現在) 横浜市磯子区:166,585人
世帯数(平成29年4月1日現在) 横浜市磯子区:75,562世帯
昼夜の人口(平成12年年度現在) 横浜市磯子区:昼間人口:138,339人 / 夜間人口:166,229人
持ち家率 横浜市磯子区:55.4%、(平成27年度国勢調査)
公園・緑地 緑被率 (平成26年度):横浜市磯子区:26.9%
都市公園面積 (平成28年度末現在):横浜市磯子区:44.0ha

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