京急沿線エリアレポート4回:川崎・京急川崎
都心や横浜への快適なアクセスと充実した生活環境でますます発展する街、川崎。
川崎市は、首都東京と横浜の中間に位置し、交通アクセスに恵まれ、羽田空港やアクアラインの入り口もあることから、近年、企業のオフィスや研究所、集積場などがこぞって居を構え、人の流れが大きくなり活性化しているエリアです。 川崎市内を電車や主要幹線道路が縦横に走り、通勤や通学の利便性が高いだけでなく、70年代に公害が発生した教訓を生かし、自然環境の保護に加え、環境対策に最先端の技術を投入することで、企業に勤務する人々だけでなく、住まう人々にも快適な環境が整っています。 そのため、7つの行政区は、政令指定都市20市の中では最も面積が小さいにもかかわらず、人口は非都道府県庁所在地の市の中では最大で100万人を超えています。
また川崎エリアは、港町として、江戸時代から栄えていた歴史ある街で武家屋敷も多く、古くからの閑静な住宅地が多いのも特長です。近年では川崎駅周辺を中心として、ラゾーナ川崎やアトレ川崎など近代的な商業施設が出店し、若者層を含め広い世代に人気が高まっています。
臨海部の工業地帯や、内陸部の丘陵地帯共に環境保全への取り組みが進み、美しい自然と機能性に富んだ商業施設が、立地環境の良さと相まって住宅地として選択する世帯が増えている要因であると言えます。
川崎市は1924年に市となり、それまでは、横浜市の一部と合わせて橘樹郡と呼ばれていました。
この前年に東海道の川崎宿が作られ多摩川の渡しの場として発展し、明治時代末期の興行の近代化に伴い、川崎は常に時代の先端を行く成長を遂げてきました。農村エリアは江戸、東京向けの産品を出荷する近郊農村として発達し、港湾部は京浜工業地帯の一部として港湾施設が整備され、工業都市として発展してきました。1980年代からの工場規制法等により環境保全と、官民一体となった再開発プロジェクトにより、幸区の日立製作所跡地には、超高層ビル2棟を主体とした新川崎三井ビルディングと住宅団地が建設され、川崎駅西口の東芝工場跡地は大規模開発により、ラゾーナ川崎をはじめ、高層ビルが建設され大いに注目されるエリアへと発展しました。高津区池貝鉄工跡地はかながわサイエンスパークに代わり、その後多くの最新技術を生み出すことになります。
そして、1971年に政令指定都市となり、川崎市は川崎区、幸区、高津区、中原区、多摩区の5区となりました。その後、1982年に高津区南部の宮前地区を分けて宮前区が、多摩区西部の柿生、岡上地区を主として麻生区が新設され、現在の7行政市区となりました。
豊かな自然と溢れる活気と優れた環境技術により、エコタウンとしてリード。
川崎市は、東京都と横浜市の間に位置し、東京湾岸沿いの臨海エリアから登戸、生田方面に多摩川沿いに広がる内陸エリア、鷺沼など田園都市線エリアなど、東西に広がる地域形状のため、それぞれのエリアでその景観や街並みは大きく異なります。
川崎駅周辺は隣海エリアに属し、東京湾臨海の海浜エリアの景観と多摩川周辺の緑地の醸し出す自然豊かな環境が明るく開放的な雰囲気を作り出しています。
川崎市役所や、大型ショッピングモールなど商業経済の中心地としての機能はもちろん、都心、横浜方面への交通アクセスの良さから、企業や公官庁が居を構え、飲食店なども多いため、人の流れは大きく、昼夜を問わず活気にあふれた街として栄えています。
戦後の高度経済成長の過程で様々な公害問題に直面したことで、いち早く環境保全と公害対策、企業の施設や工場の廃棄物への規制をおこない、快適で住みやすい街へと変貌してきました。
その結果、日本を代表するデベロッパー各社により、大型のマンションプロジェクトが企画され、自然との調和を取り入れた美しい住宅地も数多く存在します。
近年では、木更津まで約15分でアクセスできる東京湾アクアラインの浮島ICの開通により、インター入り口周辺の再利用が進み、大師から浮島に向けての再開発も進行しています。
住宅棟を併せ持つ大型商業施設の建設により、小規模の住宅密集地も区画整理され、快適で住みやすいエリアとして人気が高まっています。
かねてから再生エネルギーの活用に取り組んできた川崎市の取り組みは浮島の太陽光発電所などで具現化され、大きなエネルギー供給源として、県内の世帯へも供給されています。
また、川崎市内にはさまざまな魅力をもった公園・緑地が多く、多摩川沿いの多摩川緑地はもちろん、大師公園「瀋秀園」、浮島町公園、渡田新町公園や、川崎フロンターレの本拠地がある「等々力緑地」、首都圏を代表する緑豊かな自然環境を有す生田緑地など、他の地域からも訪れる人が多い施設が数多くあります。
商業・工業の助成発展だけでなく、地域に住まう人々の暮らしを豊かにする計画行政が高度に融合することで実現できる理想的な都市環境が運用されていると言えます。
最先端技術の育成と企業誘致により、ビジネスと住宅地との共生を実現。
川崎市では、環境技術の開発助成を促進し、国際社会に貢献できる都市を目指しています。 その具体的な背作として、川崎国際環境技術展を開催し、環境への取組や優れた環境技術・製品を世界に伝えています。また、優れた上下水道の技術やノウハウを世界の水環境改善に活かせるように諸外国からの研修生や視察者の受入れも行っています。
企業同士が協力し、生産工程から製品の廃棄時にいたるまであらゆる面で地球への環境負荷を削減する「エコタウン」として、大規模太陽光発電所、バイオマス発電、大型風力発電所、地中熱利用施設等の再生可能エネルギーや世界最高効率の天然ガス火力発電所などの運営も安全で、環境に優しい最先端技術を助成育成しています。
これらの行政の働きかけにより、企業の誘致が進み、潤沢な財源を得ることができるので、地域に住む人々への住環境の改善やかながわサイエンスパークやKBICなどによる、先端技術の開発や起業家の活動の支援も積極的に行っています。
このような行政の環境支援に後押しされ、都心部への通勤通学のベッドタウンとして臨海地域だけでなく、川崎市内各エリアでの住宅供給・整備も盛んです。
京急線、JR線、東急東横線、東急田園都市線、小田急線といった首都圏有数の人気路線を有し、大手デベロッパーの供給意欲も旺盛で、新川崎や鹿島田周辺エリア、武蔵小杉エリア、溝の口〜鷺沼エリア、生田〜新百合ケ丘エリアなど、地域行政と一体となった先進の都市開発が行われ、住宅施設と生活利便施設が刷新されています。
都内まで約30分という、圧倒的なアクセスの良さも要因となり、他地域からの流入人口も増加傾向で、新都心としての機能が整ってきています。
これからますます注目のエリアであると言えます。
住まいとしての不動産購入を川崎駅、京急川崎駅周辺で希望される人々に人気の高いエリアは、マンション、一戸建てともに、川崎大師周辺エリア。
JR線や、京急本線のターミナル駅に比べてコストパフォーマンスが高いことが人気の要因で、駅にも近く、利便性が良く、川崎大師の御利益も期待できる?などが挙げられます。
マンションでは築年月の浅めの2500万円前後の2LDkタイプ、3000万円前後の3LDKタイプが人気で、都心や横浜へのアクセスの良さを重視するそうに特に人気です。
一戸建てについては、川崎大師駅周辺の4000万円前後の新築分譲一戸建てが、人気が高くなっています。
京浜急行/京急不動産等のJVプロジェクトのトリプルタワー「リヴァリエA棟~C棟」が、港町に分譲が終了しました。周辺の再開発にともない、快適な住環境と最新の設備仕様の物件が中古市場にも出てくることが予想され、さらなる活性化が予想されます。
Jリーグをはじめとするスポーツ振興と、充実した支援制度で暮らしをサポート。
川崎市では、平成24年8月に成立した「子ども・子育て関連3法」に基づき、「子ども・子育て支援新制度」を平成27年4月以降、施行する予定で、各家庭や地域と一体となり子育て支援をおこなっていきます。
具体的には、
・認定こども園制度の改善
・認定こども園、幼稚園、保育所を通じた共通の給付等の創設
・地域の子ども・子育て支援の充実
などを掲げ、「川崎市子ども・子育て会議」を設置し、地域の子どもや子育て家庭の実情を踏まえて子ども・子育て施策を推進していきます。
また、川崎市スポーツ推進計画を策定し、「スポーツのまち・かわさき」として子供たちの基礎体力の維持・向上と、Jリーグの活動支援やスポーツを通しての企業誘致などを積極的に行い、仕事・住まい・暮らしの各ジャンルで充実した日々を送れるようにきめ細かい活動を行っています。
主な川崎市の各種支援・補助金制度
川崎市内在住の妊婦さん | |
乳幼児の健康:乳幼児健康診査、乳幼児歯科相談 |
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予防接種:子どもの予防接種 |
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地域での子育て支援(就学援助):子育て中の方に対する様々な支援 |
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保育所・保育施設:川崎市内の保育施設のご紹介や申し込み方法 |
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児童館・学童保育:こども文化センター・わくわくプラザ・放課後児童クラブ |
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児童手当:児童を養育する家庭に対する経済的な援助について |
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地域子育て支援拠点:育児の支援・交流(子ども家庭支援センター) |
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ひとり親家庭への支援 | 医療給付制度:ひとり親家庭等に対する医療費助成 |
その他 子育てに関する関連リンク | |
災害時要援護者名簿のご案内(作成の手引き) |
JR線、京急線などの電車路線や主要幹線道路が充実したアクティブタウン。
川崎エリアは、古来より首都圏の隣海エリアとして陸、空、海の各領域で重要な交通拠点として発展してきました。 京急本線・京急大師線、JR線といった東京と横浜を結ぶ主要沿線に加え、東急東横線、東急田園都市線、小田急線、といった屈指の人気私鉄や東西に移動が可能な南武線など電車による交通網はもちろん、首都高速や第三京浜といった高速道路、第一京浜などの産業道路が走り、重要な輸送拠点としての役割も担ってきました。
近年では東京湾を縦断するアクアラインの開通により、浮島ジャンクションへの玄関口としてその重要性がますます高まっています。
また、国際空港として発展が著しい羽田空港も至近のため、都内南部の蒲田エリアと同様に、神奈川北部で最もアクセスしやすいエリアとしてに需要が高まっています。
川崎市エリアの主要データ
交通アクセス | 京急本線 京急川崎駅、JR線川崎駅 |
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所在地 | 神奈川県川崎市 |
区の総面積 | 144.35キロ平米 |
人口(平成28年5月1日現在) | 1,486,578人 |
世帯数(平成27年9月1日現在) | 702,100世帯 |
昼夜の人口 | 昼間人口:1275628人 / 夜間人口:1425512人 |
持ち家率 | 47.3%(平成22年度) |
公園・緑地 | 緑被率 (平成26年度):29.0% 都市公園面積 (平成26年度末):7149900㎡ |
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すまいるステーション京急川崎駅前店は、平成28年4月27日にオープンさせて頂きました。
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