築後10年の中古マンション価格、新築時の9割超を維持:(株)東京カンテイ

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築後10年の中古マンション価格、新築時の9割超を維持:(株)東京カンテイ

築後10年の中古マンション価格、新築時の9割超を維持:(株)東京カンテイ  
(株)東京カンテイは2日、築10年の既存マンションのリセールバリュー(RV)に関する調査を実施しました。築後9~11年が経過した分譲マンションを対象に2019年1~12月の流通事例を抽出、売出価格と分譲当時の価格とを比較して算出しています。専有面積30平方メートル未満、事務所・店舗用物件については集計対象外。また、一定件数以上のサンプルが確保できる駅を算出対象としています。

 2019年の首都圏平均RVは94.3%となりました。対象物件は供給時期がミニバブル期とリーマン・ショック期をまたぐ形となったが、リーマン・ショックによるマンション価格への影響は小さかったようです。また、近年の新築マンション価格上昇を受け、既存マンション価格も上昇。築10年前後でも高値で売り出される事例が多くあります。

首都圏でRVが算出可能だった駅は515駅。そのうちRVが100%以上となったのは157駅で、90~100%未満も153駅となり、全体の約6割がRV90%以上という結果になりました。
 駅別でみると、最もRVが高かったのはJR「原宿」駅の172.7%、新築分譲時の平均坪単価が482万3,000円だったのに対して築10年価格は832万9,000円でした。以下、JR「秋葉原」駅165.8%(新築時229万3,000円・築10年380万4,000円)、JR「千駄ヶ谷」駅147.0%(同514万8,000円・同756万6,000円)となりました。
詳しくは下記よりご確認ください。

(株)東京カンテイ