2018年度インスペクション市場、6万1,400件と予測/矢野経済研究所

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2018年度インスペクション市場、6万1,400件と予測/矢野経済研究所

2018年度インスペクション市場、6万1,400件と予測/矢野経済研究所   (株)矢野経済研究所はこのたび、既存住宅インスペクション(住宅診断・検査)市場を調査し、その結果を発表しました。対象は既存住宅インスペクション事業者、関連団体等。調査期間は2018年3月~4月です。
発表によると、2016年度の既存住宅インスペクション(住宅診断・検査)の市場規模は、件数ベースで4万5,000件、金額ベースで約21億8,000万円と推計。そのうち、売主が物件を流通させる前に行う「売主主体」のインスペクション件数は3万件、金額ベースで約13億5,000万円、買主がリフォーム・リノベーション計画の参考とする「買主主体」のインスペクション件数は1万5,000件、金額ベースで約8億3,000万円と推計しました。
また、2017年度の市場規模は、件数ベースで5万2,500件、2018年度は6万1,400件と予測。このうち、「売主主体」のインスペクションでは、大手不動産事業者が自社取扱物件に対し「インスペクション済」であることを付加価値としたり、売主に対するサービスの一環として事業者の負担でインスペクションを行うなど、その活用を積極化させています。
また、一般消費者を主要顧客とする「買主主体」のインスペクションでは、消費者の中古住宅に関する品質意識の高まりから、近年は件数ベースで年率10%程度の成長率で推移しています。
同社は、今後も現状と同水準の成長を維持していくものと予測しています。


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