三浦半島地域全体でカーボンニュートラルに取り組みます
観光型MaaS「三浦COCOON」温室効果ガスの排出量削減効果の可視化機能を実装
三浦半島地域全体でカーボンニュートラルに取り組みます
国土交通省「令和4年度 日本版MaaS推進・支援事業」に採択されました
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)が事務局を務める観光型MaaS「三浦COCOON」は、2022年11月に「温室効果ガス排出量削減効果の可視化機能」を実装し、三浦半島の地域全体でのカーボンニュートラルへの取り組みを推進し、社会課題の解決を目指します。
三浦半島では、コロナ禍で密を避けたマイカーでの来訪が増加、繁忙期には特定の人気コンテンツや海のアクティビティなどへの一極集中が課題となっています。またそれが幹線道路での渋滞を引き起こし、温室効果ガスの排出量を増大しているという課題も抱えています。
「三浦COCOON」は、観光型MaaSとして、2020年10月から「新しいすごしかた提案」をテーマに、三浦半島での年間を通じたさまざまなアクティビティの発信、地域共通の予約・決済機能の提供、デジタルチケット機能による企画きっぷの販売、地域の2次交通を含めたマルチモーダル経路検索機能などのサービスにより、便利で新しい観光体験を提供してまいりました。
また、MaaSによる公共交通の利用促進のため企画乗車券のデジタル化も進めており、2022年4月にデジタル化した「よこすか満喫きっぷ」、「葉山女子旅きっぷ」は、ゴールデンウィーク中のデジタル化率が約40%となるなど、三浦半島の観光インフラとして、着実に定着しています。
このたび、経路検索機能内において、「温室効果ガス排出量比較換算数値の可視化」を実装することで、マイカーから公共交通の利用へ行動変容を喚起し、さらなるモーダルシフトを促進いたします。
さらに、観光型MaaS「三浦COCOON」のウェブサイト利用データ分析機能の追加を行い、来訪者の観光行動の傾向や特性を把握することで、効果的な観光促進施策や混雑回避等の施策につなげてまいります。
なお、この事業は国土交通省の「令和4年度日本版MaaS推進・支援事業」に採択されました。
この一連の取り組みについて、本日2022年7月13日(水)にウェビナー「COCOONファミリーMeetup!×イチロクカンファレンス 三浦半島のカーボンニュートラルへの挑戦」を配信いたします。
観光型MaaS「三浦COCOON」では、地域連携によるMaaSの活用を通じ、持続可能な観光モデルづくりを今後も推進いたします。

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