マイナス金利によってうける住宅ローンの影響は??
日銀・黒田総裁がマイナス金利の発表を受けて1月29日には長期金利(10年もの国債利回り)は0.8%程度まで一気に下がり、
本日2月22日現在は―0%まで下落しています。これはどういったことでしょうか?住宅ローンになんか影響あるのかな?とお思い
のかたが多数いらっしゃるとおもいます。
そこで簡単に、マイナス金利の説明をさせていただきます。
マイナス金利とは???
今回の日銀が決定したマイナス金利の条件は-0.1%です。通常金利はプラスで,1%の金利だとすると銀行に10,000円預けたと
したら1年後には利息が100円で、合計で10,100円となります。(わかりやすくするために簡易計算)
しかし今回のマイナス金利だと銀行に10,000円預けたとしたら,100円の手数料を支払うことになり、9,900円となります。これが
マイナス金利と言われるもので、お金を預けたのに、手数料をとられるという意味わからない状態になっているということです!!
しかし今回は日銀のマイナス金利の決定は、日本銀行の当座預金の金利をマイナスにするもので、つまり銀行が利用するもので
あって我々消費者が直接預入を行うことはありません。つまり、銀行が日銀にお金を預けるとマイナスになってしまい、銀行が
損をしてしまいます。
つまり国は、銀行に対し、日銀にお金を預けるのではなく、企業や一般消費者にお金を融資して,その企業や個人が新たな
生産活動でもって消費を活発にし、経済をより活性化しなさいという狙いをもっているのです。
これが今回のマイナス金利政策なのです。
で,住宅ローンとの関連は??
ここまでくればだいたいお分かりでしょう。住宅ローンとの関連は大ありです!!
マイナス金利の影響をもろに受けるのは、長期金利、10年物の国債です。(bloombergをcheck it out!!)
すでに日銀の狙い通りに長期金利は低下しています。
住宅ローンの金利は長期金利を重要な指標にしているため影響を受け
るのは間違いありません。
最近は低金利時代の住宅ローンと言われていますが、今回のマイナス金利により当分は住宅ローンは下がっていくといわれて
います。
住宅ローンを組もうとおもっている方は今がチャンスですし、また住宅ローンの借り換えを考えている方は一度相談してみても
いいとおもいますよ。
まあ、いつまで続くかはわかりませんが今は住宅ローンの面からみると住宅の購入はおすすめですね。
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